「海の研究者」にて紹介されていた
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の横須賀本部施設一般公開、
ひとりで行って来ました!
(子供は付き合ってくれなかった・・・泣)
ホントは海洋関連の仕事したかったもので、興味津々。
■しんかい2000
あの【しんかい2000】の本物。
これが一番の目的です。
おぉっ!スゲー!
「コックピット見学会」の抽選にはもれましたが、
海洋科学技術館にて擬似体験は出来たので、
まぁ良しとしましょう。
コックピット内の装置類には時代を感じさせられました。
計器類はほどんどアナログ式ですし、
左側にはデータ保存用(?)のカセットテープもありました。
「油圧駆動式マニピュレーター」、
操作はなかなか大変だったそうです。
&時折、油漏れもしたようで・・・
■かいこう7000U
無人探査機【かいこう7000U】の本物。
こちらもなかなか!
「油圧駆動式マニピュレーター」を2台搭載。
右側の大きい方が210kg/cm2の油圧駆動で、
マスタースレーブ操作方式。
マスタースレーブ方式の操作方式なのですが、
位置ズレが起きると暴走状態になるので、
操作は難しいとのこと。
各軸の位置検出はポテンショで、調整は容易だそうです。
右の画像中央の黒い筒みたいのが油圧ポンプ。
海中で使用するので、作動油の冷却装置は無し。
左側の小さい方は140kg/cm2の油圧駆動で、
ジョイスティック操作方式だそうです。
左右のマニュピュレーターは
それぞれ別々の油圧ポンプで駆動して冗長性を確保とのこと。
■海底地震計

これから投入するモノだそうで、フル装備済み。
短期間の計測用とのこと。
赤く錆止め塗装(?)してあるモノが鉄製のウェイトで、
計測器回収時には海底に置いていくそうです。
センサーは3軸の速度計。
■ダイオウグソクムシ&えびげっちゅ
画像左:【ダイオウグソクムシ】
新江ノ島水族館からの展示。
30cmくらいでしょうか。
でっかい水中ダンゴムシ?
画像右:【えびげっちゅ】
大ビーカーに入ったふ化したばかりの「アルテミア・サリーナ」を
「スポイト」で吸引!
で、【えびげっちゅ】だそうです。
※アルテミア・サリーナ 俗名ブラインシュリンプ。
シーモンキーと言われていたヤツです。
■お土産?
画像左:【えびげっちゅ】でゲットした「アルテミア・サリーナ」。
画像右:受付、スタンプラリー、アンケート等でゲットした品々。
・シャープペン:受付で頂いた資料入りビニル袋に入っていました。
・しんかい6500のプラモ:スタンプラリー クリアで。
スケールは1/100かな。
・定規:これもスタンプラリー クリアで。
・しんかい6500のストラップ:アンケートに答えて。
雨が降ってきて、少し寒かったですが、
楽しかったです! 満足満足!
>左側にはデータ保存用(?)のカセットテープもありました。
なんのレコーダーかは分かりませんが、DATだったかもしれません。大容量記録メディアとして、ほんの数年前まで現役でしたよ。いまはHDDかフラッシュメモリーに取って代わりました。
>位置ズレが起きると暴走状態になるので、
>操作は難しいとのこと。
ひぇ。そんな話、聞いてなかったよ…
かいこう7000IIの秘密かな?
ちょっと調べてみてください。
潜水艦内で大変便利だと思います。